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坂の上の雲〈2〉 (文春文庫)

坂の上の雲〈2〉 (文春文庫)

  • 司馬 遼太郎
  • 文藝春秋
  • 1999/01/22
  • 文庫 ASIN: 4167105772
  • 定価: ¥ 670
  • 価格: ¥ 670
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  • 坂の上の雲〈2〉 (文春文庫)のレビュー

    5 丁寧な包装でした

    エアパッキンできちんと包装されていました。商品も新品同様で満足度高しです。

    5 大国の戦争の時代

    ロシアの建国史に大幅な頁数をさいている。
    幕末から明治期、日清戦争から日露戦争へと続く世界的な動乱の時代、どのように各国の思惑が絡み合って戦争が起きてきたのかが詳細に綴られる。
    今まで漠然としていたものがクリアになった。すごい。非常に勉強になる。
    主人公3人もそれぞれが際だってきたが、正岡子規がものすごく魅力的。
    1度会ってみたかった。
    ただ、戦争とは悲惨なものだということを念頭に読み進めたい。

    5 《男の生きざま》。

    今、第1巻を読了して、第2巻を読んでいる所である。作品を読んでいて、一番感じることは、やはり《男の生きざま》である。老いも若きも退廃して使いものにならなくなってしまった、今の日本の男達とは、全然違う。やはり、新たな国を造り上げていった《明治男》達の魂は、今時の根性の腐った男達とは、全然違う。今、こういう《気概》を持って生きている男と言えば、《ロック》系と《ヒップホップ》系ぐらいだろうか?魂の腐った外道のような男達に、読ませてやりたい名作だと思います。

    5 歴史が動きつつある2巻目

    全8巻からなる、日露戦争を中心に描いた歴史小説の2巻目。

    だんだん時代が動いてきましたね〜。
    3人の主人公たち、秋山好古・秋山真之・正岡子規もその流れの真っ只中にいます。

    この巻では日清戦争が起き、まだ国体として脆弱な日本が描かれてます。
    ご承知の通り日清戦争では、日本が勝利したわけですが、必ずしも日本が強かったわけではなく、清国自体が国としてのまとまりに欠けてたからだと描かれてます。
    こんなこと、教科書に書いてありませんでしたよ〜。(^^;;
    やっぱり歴史は「教科書」ではなく、なぜか?を考える哲学=人間のドラマとして捉えると理解が深まるかもしれません。

    日清戦争で、清の軍人に降伏を勧めるシーンがあります。

    日本は薩摩軍人の伊東が指揮していたのですが、
    要するに清国も明治維新をやれと申し送ってるのです。
    勝った国が無慈悲に服従させるのではなく、
    こうやったらもっと強くなりますよ、と一種のコンサルタントみたいなことをやってるのです!
    偉いびっくりしましたね、僕は。
    薩摩の人は、こういった傾向があるようです。
    戦いが終わったらノーサイドどころじゃなく、
    手厚く持て成すってのが、現代人の僕も見習わなくちゃいけないとこです。

    あと途中、司馬が歴史科学について苦言を呈しているところがあります。
    「たとえば水素は悪玉で酸素は善玉であるというようなことはないであろう。そういうことは絶対にないという場所ではじめて科学というものが成立するのだが、ある種の歴史科学の不幸は、むしろ逆に悪玉と善玉とわける地点から成立してゆくというところにある」

    もちろん『坂の上の雲』は、こうした歴史科学とは正反対の小説です。
    2巻目も「俯瞰」で捉えた眼で、ダイナミックな歴史を追っております。

    5 これは小説じゃありません

     第二巻は、出張先の小田急・本厚木駅前の書店で買った。司馬は関西だけで人気があるのかと思いきや、ここでも人気で特別のコーナーが設けられていた。2009年秋からのNHKの大河ドラマの影響大であることは否めない。

     本書は、長編小説ということになっているが、小説と言うより、むしろ歴史ルポルタージュである。3人の主人公の生き様を歴史の順番に追っていくという形を取っているが、例えば、ロシアの成り立ちの歴史がいきなり登場してきたりして、作者は縦横無尽、あれもこれ持って感じで、筆を進める。
     ところで、本書にいう秋山兄弟は、秋山家の3男と5男であるが、そのことは一切触れられていない。長男、二男は何してた? 日清・日露の両戦争を描きたかったからともいえるが、もう少し二人の生い立ちなるものを書けなかったものか・・・・・。まあ、いいけど。

     それやこれや・あれやこれやで、第二巻は日露戦争勃発前夜までが書かれる。

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